症状のある場所や経過など記入して下さい
症状はいつ頃からありますか?
何処が辛いですか?
原因として思い当たることはありますか?
何をすると痛みが悪化しますか?
痛みが楽になるような姿勢などはありますか?
その他に気になることや心配なことなどがありましたら、何でも記入してくださいね
お話を聴かせてください
記入して頂いたカルテを確認しながら、お話を聴かせてください。詳しくお話を聴きながらお身体の状態や何が原因で症状が出たのかを探していきます。
また気になることや知りたいことなどがありましたらお気軽にご質問ください。
姿勢の変化を一緒に確認できるように初診の時に「写真を撮らせてください」とお願いすることがあります。
写真を撮りたくない場合は遠慮なくおっしゃってください
立った、座った、寝た状態で姿勢と歪みを確認します
それぞれの状態で姿勢や歪みを確認することで、姿勢の崩れや歪みの原因が何処にあるのかを把握する為に行う検査です。
あなた自身にも姿勢の崩れや歪みの原因を知って頂くために、鏡の前で一緒に姿勢と歪みを確認して頂くこともあります。
この後、より詳しく検査を行っていきます。
ヒアリングや姿勢と歪みの検査を元に必要と思われる検査を行ないます
動診(どのような動きで痛みが強まるか)・知覚神経の検査・筋力の検査・関節の動きの検査・背骨の細かい歪みの検査などを行うことで、お身体の状態をより詳しく分析していきます。
検査を元に、どのような施術を行なうかを説明させて頂きます
あなた自身にもしっかりと納得して頂いてから施術を開始することが早期改善の為に重要となります。
少しでも分かりやすく説明する為に、骨格模型や解剖図を使うこともあります。(模型や解剖図が苦手な場合には使わないで説明させて頂きますので遠慮なくお伝え下さい)
施術方針に同意して頂けてから施術を開始させて頂きます
背骨の調整
背骨を最初に整えることで自律神経の働きを良くすることを目的としております。その後の施術に対する身体の反応が良くなります。
腹部調整
指圧により太陽神経叢を刺激し自律神経に働きかけます。腹腔内圧を整えることで身体の歪みを取ることも目的としています。
全身の骨格矯正
より細かく骨盤や足首など全身の関節を調整していきます。
必要な方にはテーピングなどの施術も行います。
施術後に症状・動き・姿勢の変化などを確認していきます
また日常生活での注意点やお家でやって頂きたいセルフケアなどについて、お話させて頂いております。
早期改善・再発予防の為に、ここでのお話する内容はとても重要となっております。
症状を発生させる原因には様々なものがあります。
など
特に骨格の歪み、自律神経の乱れ、体の冷えの改善が大切だと考えております。(これら3つの不調が血流を悪くしたり、筋肉の負担や緊張を招いたり、内臓の不調の原因となります)
効果的な治療を行なう為には、それぞれの原因に対する個々のアプローチが必要です。
その為、晴明堂では幾つかの施術方法を組み合わせて治療を行なっております。
施術方法には、ソフトで痛みの少ない徒手療法(指圧、筋膜リリース、関節モビリゼーション)と鍼灸を用い、最も効率の良いと思われる方法を取らせて頂いております。
慢性疾患にお悩みの方、体質を改善したい方、お気軽にご相談下さい。
マッサージを受ける方が好む所謂“イタ気持ちいい刺激”。実は体を傷めてしまうほどの強刺激であることをご存知ですか? 筋肉はとても細い繊維が束になって構成されている為、強い刺激が加わると傷つき、炎症を起こしてしまいます。そして、傷ついた筋繊維は強い刺激にも抵抗で きるよう、硬い組織へと変わってしまいます。 「マッサージに通っているのに段々肩こりがひどくなる」という方がいらっしゃいますが、それは“イタ気持ちいい刺激”を繰り返し受けていることが一因で す。 筋肉は硬くなればなるほど刺激に対して鈍くなるので“イタ気持ちいい刺激”を得るにはより強い刺激が必要になります。強刺激は筋繊維は傷つけ、硬い組織 へ・・・といった悪循環から肩こりがひどくなるのです。 また、”こり”とは別に、無意識のうちに緊張してしまってうまく弛緩することが出来ない為に筋肉が硬くなってしまうこともあります。 “こり”はもちろんのこと、こうした緊張を解くには力任せに揉み解すのではなく、筋肉の反応を感じ取りながら適度な圧で指圧しなければなりません。 晴明堂では“イタ気持ち良さ”を求めず、筋肉の反応を診ながら最も緊張が緩み易い刺激量を探りながら、体に負担をかけないソフトな指圧を行っています。
長年の痛みや負担によって関節が正常に動かすことが出来なくなることがあります。
肘や膝などを自分で動かしてみると、ただ単に曲がったり伸びたりしているように思われかもしれません。
しかし、実際には、一つ一つの関節の形状によって、捻じれ、滑り、転がりなどの微細な動きが組み合わさることによって正常に曲げ伸ばしが出来るのです。
その為、治療にあたってはただ力で曲げ伸ばしをしても効果は薄く、一つ一つの関節の特徴を把握し、その関節にあった方法でアプローチしていく必要があります。
関節モビリゼーションとは関節メカニズムに基づき、徒手的に正常な関節の動きを取り戻す為に行う方法です。
肩がうまく挙がらない場合や腰を捻ると痛みや違和感などが感じるという場合には筋肉の緊張や痛みからだけではなく、関節がうまく動かないことが原因となっている場合も多くあります。
正常な動きを持たない関節を施術すると関節を包む袋が短縮し粘土を伸ばすような感触であったり、関節面がまるで錆びているかのようにガリガリとした感触を感じ取ることが出来ます。
施術を行っていくうちに関節の動きが正常になり、関節に柔軟性が出て、関節面の滑りが良くなっていきます。
程度の軽い人では1回の施術でも大きな変化を感じて頂ける事も多く体験しております。
手技的にはボキボキッっと鳴らすような方法ではなく、ソフトな方法を用いております。
鍼灸とは古来より続く、経験を元に行なわれる治療法として知られています。
現在では様々な研究機関にて科学的な効果が解明されつつあり、WHOにも鍼灸治療の効果が認められています。
鍼灸治療の効果の一部を挙げると次のようなものがあります。
血液の流れを良くする
筋肉を緩める
自律神経を整える
痛みの緩和
内臓の働きを整える
など
これらの効果により痛みだけでなく、逆子矯正や膀胱炎、胃腸障害などに対しても施術を行うことが出来ます。
多くの方が、初めて鍼を受けられる時に、「とても痛いのではないか」と思われているようですが、晴明堂で使用する鍼は直径0.16~0.2mmと髪の毛程度の太さの為、一度体験すれば「思っていたよりも全然痛くない」と言われる方がほとんどです。(鍼灸治療は必要と思われる場合、患者様の同意を得てから行なわせて頂いております)
また感染を心配される方もいらっしゃいますが、晴明堂では全て使い捨ての鍼(ディスポーザブル鍼)を使用しており、衛生管理に気をつけています。
こんな方に鍼を勧めています
晴明堂では置鍼法、低周波鍼通電療法、接触鍼(刺さない鍼)という3つの方法で鍼施術を行なっております。あなたのお身体の状態によって使い分けております。
症状の原因が深部にあり、手による施術では効果が現れづらいと思われる場合には、直接深部にまでアプローチできる鍼治療を併用させて頂いております。
【置鍼法とは】
鍼を刺し、筋肉が緩むまで、そのまま置いておく方法です。(だいたい10分程度刺しておきます)
【低周波鍼通電療法とは】
刺した鍼に電極をつなぎ、直接筋肉に電気を流しています。(電気の強さは細かく調節できますので痛みはありません)
具体的には「坐骨神経痛(椎間板ヘルニア)、手のしびれ、顔面神経麻痺、末梢神経麻痺、片麻痺などの神経異常や股関節痛、頑固な肩こり・腰痛など」に対して鍼治療を併用することをオススメすることが多いです。
【接触鍼とは】
鍼を体内に刺すことなく皮膚を刺激する方法です。晴明堂では気を整える為に接触鍼を行なっており、現在では主に逆子矯正の時に接触鍼を行なっております。
晴明堂で行なっているお灸は八分灸という方法で、途中で火を消すため、ちょっとチクッとするだけであまり熱くなく、痕が残るような心配もありません。
お灸も鍼と同様に様々な症状に対して行なっております。
症状としては、捻挫の後遺症、変形性膝関節症、慢性関節リウマチ、へバーデン結節(変形性関節症)などの関節炎や無菌性の膀胱炎、慢性胃炎、蓄膿症(副鼻腔炎)、逆子矯正、生理痛などに対してお灸を併用することをオススメしております。
また当院ではお灸だけでなく、温冷器という器具も使用しております。温冷器とは温熱刺激と冷却刺激を交互に施術部位に行なうことで、自律神経の調節や関節の炎症に対してとても効果的な施術方法の為、お灸の変わりに行なうことがあります。(ただし施術時間が20分程とお灸よりも時間が掛かる為、症状の程度によりお灸にするか温冷療法にするかを決め、提案させて頂いております)
鍼灸治療の効果にはとても素晴らしいものがありますので、あまり怖がらずに治療の選択肢として取り入れて頂けたら思います。
不安や疑問などがありましたら、お気軽にご相談ください。
筋肉は筋膜と呼ばれる膜で包まれています。本来、筋膜と筋膜は滑り易くなっており、そのおかげで隣り合った筋肉は別々に動くことができます。
しかし、体に負担をかけ過ぎたり、捻挫など怪我をしたりして筋膜に炎症が起きてしまうと筋膜同士が張り付いてしまうことがあります。
筋膜には多くの神経が分布しているので痛みを感じ易い場所です。その為、こうした筋膜の癒着が原因で痛みを感じている方も少なくありません。
また、筋膜が癒着すると隣同士の筋肉がスムーズに動くことが出来ずに引っかかり、関節の動きが制限されてしまいます。
例えば、五十肩やバネ指などは筋膜の癒着に起因するケースが多く見受けられます。
筋膜リリースとは、癒着によって痛みや運動制限の原因となってしまった筋膜をリリース(=開放)して症状の軽減・消失を図る手技療法です。
晴明堂では、関節の痛みや腫れ、むちうちやぎっくり腰など、運動器疾患のある方に対して触診や運動テストを行って筋膜癒着の有無の確認し、必要に応じて筋膜リリースを用いています。