足の骨格を見ると歩く🚶時に転がりを利用できるように出来ています。
骨格模型を見る度に、ヒトの身体がとても上手く作られていることに驚きます。
本当に誰かが考えて設計したのか?と思ってしまう程。
この骨格の形を利用することで、地面からの衝撃を少なく低燃費で疲れ難く歩くことが出来ます。
身体を整える歩き方教室では歩く時の爪先の向きをお伝えした後に足の転がりについてお伝えしてきます。
タイトルにもしていますが、足には3つの転がり(丸み)があります。
第一の転がりは踵。
ご自身の踵を見れば一目瞭然ですが
踵は丸く出来てます。
踵を地面に着いたら、踵の丸みを利用して転がります。
よくウォーキングの本や記事で踵の外側から着地して親指に体重移動して最後に地面を蹴るというような内容を見かけましたが、正しい爪先の向きを意識することで自然と踵の外側から着地するようになります。
第二の転がりは足首。
ちょっと見た目では分かりにくいですが、足首も転がるように出来ています。
足首は距骨という丸みのある骨の上に脛骨(スネの骨)が載っています。
この足首の骨格を意識してスムーズに転がるように歩きます(正確には距骨の上を脛骨が滑ります)。
ちょっと文章では想像することが難しいかもしれませんが、身体を整える歩き方教室で実演しながら説明させて頂きますね。
第三の転がりは足の親指の付け根。
足の親指を反らすと足裏側に丸みが出来るのが見れます。
この丸みを利用して親指で床を転がります。
先程も書きましたが、最後に親指で床を蹴って歩くというような表現をよく見かけますが、身体を整える歩き方では親指の付け根で蹴らずに慣性に従って力まずに転がりを利用して歩くように練習していきます。
これらの3つの転がりを利用することで、身体の上下動が少なく、力まずに疲れ難い歩き方を習得していきます。