缶缶療法は関節の痛みや皮膚の荒れなどに対して患者さんに勧めているセルフケア法です。
温刺激と冷刺激を交互に行う方法となっております。
このページは患者さんの参考にと作成しました。
ホット・アイスボトル缶コーヒーを一つずつ用意します。
1つのボトルには熱めのお湯を入れます。
肌に軽く当てると2秒ほどで熱いなと思う程度の熱さにお湯の温度を調整します。
※火傷に気を付けて熱すぎないように注意して下さいね。
もう1つのボトルには冷えた水を入れます。
※氷を入れるのも良いです。
皮膚の荒れている場所や関節痛のある場所を刺激します。刺激のやり方は温冷温冷と交互に皮膚の上をボトル缶で滑らすように行います。
温温温と約20cmほど3回ほど滑らせます。
冷冷冷と約20cmほど3回ほど滑らせます。
これを5回ほど繰り返します。
※症状のある場所ピンポイントというよりも広い範囲で刺激を与えると良いです。
お腹の調子を整えたい(胃腸や生理痛など)
自律神経を整えたい
と言われる方にお伝えしている方法です。
お腹はおヘソを中心に円を描くように温刺激を行います。
その後、ヘソの上下左右にチョンチョンチョンと軽く触れるように冷刺激を行います。
お腹は5回繰り返すと言うよりは温刺激を20秒ほど与えてから冷刺激を上下左右に1回づつ触れる様に刺激します。
また手足を刺激します。
爪の生え際に軽く温で触れて冷で触れるを5回ほど繰り返します。
手の場合には爪の生え際だけでなく手首から先、理想としては肘から先の表と裏を刺激すると良いです。
足の場合も爪の生え際だけでなく足首から先、理想としては膝から先の表と裏を刺激すると良いです。
全ての刺激は温で始まり冷で終わらせる様にして下さい。
首から上の刺激は温刺激は少な目にして下さい。余り温め過ぎますとのぼせでしまいますので気を付けて下さいね。
誰かやってくれる方がいらっしゃる場合には背中や仙骨も刺激すると良いです。
手足の指先(爪の生え際)、お腹、仙骨、背中は自律神経の調整に良いです。
それプラス痛みや痒みなどの症状がある場所を刺激すると良いです
全ての場所を行うことが大変でしたら症状のある場所だけ刺激してみて下さいね。