背中を丸めた状態での作業を長時間続けたり、背中を冷やしたり、精神的なストレスを強く感じた後などに肋間神経痛が出ることあります。
症状としてはあばら骨(肋骨)の脇や胸の真ん中に重苦しい痛みやピリピリ、ヒリヒリした痛みを感じることが多いようです。
症状の軽い時には肋骨の脇を手で触るとヒリヒリと違和感を感じたり、呼吸によって肋骨に沿った重みや軽い痛みを感じます。
症状が悪化すると咳や呼吸でかなり強い痛みを感じることがあります。早めに治療することをお勧めします。(早いほど症状の改善も早いです。)
肋間神経は背骨と背骨の間から出ており、肋骨に沿って胸までいきます。
この肋間神経が、筋肉の緊張などにより、締め付けられ、炎症が起こることにより、痛みやシビレを感じることがあります。
痛みやシビレの原因となっている場所を特定するための検査を行うことにより治療すべきポイントを探し出し、そこを治療することによって、症状を改善することができます。
また、局所だけの治療では戻りやすいので、姿勢のバランスを整える治療も同時に行なっていきます。
* 多くの方が3回程度で改善しております。
(帯状疱疹の後遺症としての肋間神経痛の場合は、時間がかかることが多いです。)
晴明堂で教えさせて頂く簡単なタオルを使ったストレッチや肋骨と背骨を動かす為の呼吸法を覚えて頂くことにより、再発を予防することができます。
* この方法により、姿勢を改善させていきます。
疲労を溜めすぎないように注意する。
背中を丸めた状態での作業を行うときは作業の合間に休憩を取り、体を軽く動かす。
体を冷やさない。
※特に季節の変り目は注意して下さい。
一度でも肋間神経痛になった方は症状が再発し易いので注意してください。 普段から姿勢を正す体操を行なったり、注意点を 守ることにより、再発しにくい体に変わっていきます。