腕立て伏せで肩を痛めた

腕立て伏せで、いつも以上に無理をしてしまった為に肩を痛めてしまった方がいらっしゃいました

お話を伺ってから動診や触診をすると上腕二頭筋長頭腱、棘上筋、大胸筋胸肋部を痛めてしまった模様

夜に来院され明日は朝からゴルフとのことで何とかプレーしたいとのことでした

取り敢えず施術に入り、指圧で肩周囲の筋スパズムを解消させて見たところ、可動域拡大し、炎症によるリンパの浮腫みも幾らか改善が見られました

ただこれでは７割程度の改善かと思いキネシオテープの施術を追加して様子を見て貰うことに

大胸筋にテープを貼り、可動域を確認して頂くと肩が前後に動き易くなり、より可動域が改善

まだ外側に痛みを感じるとのことなので棘上筋テープを追加してみました

すると肩関節外転による痛みも軽減し、来院された時よりも腕をグルグル回しても痛みが少なく楽になったとのことした

しかし、腕立て伏せをして痛めてからまだ日にちが経っていないので、明日のゴルフは見学または出来そうでも軽目にとお伝えし施術を完了しました

そして一週間後の来院されて言われた言葉は…

「次の日、普通にゴルフが出来ました！」と言う報告

嬉しい報告ではありますが、普通にプレーしてしまったんだと、ちょっと驚きました

傷めなかったから良かったものの、痛みが増加してしまったらとてもショックなお顔で来院されたのだろうなぁ～と思いつつ、この方が笑顔で来院されたのをみながら「痛みが過ぎると人間大胆になるものだなぁ～」と思ってしまいました

もう少し強く説明するべきだったか…

次回に同じようなケースがありましたら説明の仕方を変えたいと思います